TOPキャッシングについて知ろう!複数のキャッシング申込は、審査が通らなくなる? 複数申込の注意点

複数のキャッシング申込は、審査が通らなくなる? 複数申込の注意点

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キャッシングをするには審査に通過することが必須ですが、万が一断られてしまった時のことを考えると不安になってしまうという方もいるのではないでしょうか。そんな時に頭をよぎるのは、複数の会社で同時に審査をしてもらうこと。
ここでは、複数の会社にキャッシングを申し込むとどうなるのかについて紹介します。

複数の審査を同時に申込むと、個人信用情報に影響が出る

もしキャッシングの申込をして審査に通らなかった場合、別の消費者金融に申込むには新たに時間と手間がかかってしまいます。緊急でお金が必要な時などは、通るかわからない審査を待つよりは、同時に2社や3社に申込んで、審査に落ちるリスクを軽減したいと考えるのは自然なことでしょう。

実際に、申込ができる数の制限はありません。しかし、複数社に申込むと、審査に不利になってしまうことがあります。というのも、審査の際には「個人信用情報」が重視されているからです。個人信用情報とは、個人のキャッシングやローンなどの利用状況が登録されているもの。具体的には、氏名や生年月日、住所などの個人情報の他、キャッシングやローンに関する契約内容や、延滞や債務整理などの事故情報がある場合はそれらも記されています。「JICC(株式会社日本信用情報機構)」、「CIC」、「JBA(全国銀行個人情報センター)」という機関が情報を管理し、審査の際には各金融機関がこの情報を参考として照会しています。

個人信用情報には、金融機関が照会した履歴も残るため、審査に通過したか否かに関わらず、審査の申込があったという記録として残ってしまいます。すると、他の会社でも審査を受けているということがわかり、他社で貸してもらえなかったから申込んだのではないかと受け取られてしまったり、金銭的に切羽詰まっていて最終的に貸し倒れになるのではないかと疑われてしまったりします。審査の際には、きちんと返済できる人であるかという点がポイントとなるため、これらのことは良い印象を与えず、審査にも通りづらくなってしまうのです。また、照会記録は最長で6ヶ月ほど残ってしまうため、次の申込までは最低でも半年は空けなくてはならないという影響も生じます。

件数に関わらず、年収の3分の1以上貸付けると法律違反になる

複数申込が不利になるのは、2006年に成立し、2010年に完全施行された「総量規制」という法律も影響しています。
総量規制とは、個人の借入総額が年収の3分の1に制限される仕組みのこと。キャッシングも総量規制の対象になっているため、消費者金融が貸付を行えるのは年収の3分の1以下となります。例えば申込者の年収が300万円の場合は貸付できる金額は100万円以下という計算です。この金額は他の消費者金融での融資も含めた総額となるため、他社の融資が3分の1まで決まっている場合は貸付ができなくなってしまいます。もしこれを超えた貸付を行うと、消費者金融は法律違反となり行政処分の対象となってしまうため、安易に審査を通すことはできなくなるのです。

審査に通るか心配な時は、各社のお試し審査を受けてみよう

複数の申込は審査の際に不利になるため、よく調べた上で申込む会社を選ぶことが大切です。しかし、どうしても1社に絞りきれなかったり、より通過する確率が高いところに申込みたいと考えたりすることもあるでしょう。

そんな時には、「お試し審査」を利用するのがおすすめです。お試し審査とは、各金融会社が行なっている簡易審査のことです。匿名で行うことができるため、個人信用情報に記録が残る心配がありません。さらに、融資可能という診断結果が出たらそのまま申込をすることもできるので、手続きがスムーズになります。無闇に多くの申込をしてしまう前に、お試し審査を利用して感触をつかんでおくと安心です。

まとめ

・複数の申込は、個人信用情報に記録されてしまう
・複数申込の記録は、審査の際に良い印象を与えない
・キャッシングには総量規制があるため、複数申込は金融会社にとって懸念材料になる
・まずはお試し審査で様子を見るのがおすすめ

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