TOPプロミスについて知ろう!プロミスと三井住友銀行の関係は? 銀行と消費者金融のカードローンの違いを解説

プロミスと三井住友銀行の関係は? 銀行と消費者金融のカードローンの違いを解説

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プロミスの公式ページを見ると、ロゴの上には「三井住友銀行グループ」と書かれています。どちらの会社もカードローンを扱っているし、消費者金融と銀行ってどこが違うのでしょうか? プロミスと三井住友銀行との関係性やその違いなどについて解説します。

プロミスの社名は「SMBCコンシューマーファイナンス」

プロミスは1962年に設立した消費者金融会社です。今でも消費者金融という事業内容の中核は変わりませんが、創業50周を迎えた2012年に「SMBCコンシューマーファイナンス」へと社名を変更しました。
その名が示す通り、三井住友ファイナンシャルグループの一員となり、金融事業のほか、保証事業や債権管理事業などを手掛けています。
また、連結子会社には同じ消費者金融会社の「モビット」があります。モビットは元々三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)とアプラスとプロミス、3社の合弁会社として2000年に設立。その後、モビットは三菱東京UFJとの合弁(グループ会社)から、2014年にSMBCコンシューマーファイナンスの完全子会社となりました。

さらに、2005年に三井住友銀行の子会社アットローンを連結子会社化。2010年三洋信販を吸収合併するなど、金融業界再編が進む中、SMFGの中核企業として大きな成長を遂げてきましたが、サービスブランド名としては、現在も旧社名である「プロミス」を使い続けています。

プロミスと三井住友銀行の関係について

では、三井住友ファイナンシャルグループの一員であるプロミスと三井住友銀行の関係はどうなっているのでしょうか? 三井住友銀行カードローンは、SMBCコンシューマーファイナンスが保証会社を請け負っています。これにより、三井住友銀行のカードローンの審査もSMBCコンシューマーファイナンスが代理で行います。

プロミスの申込みは、プロミス店舗の自動契約機のほかに、三井住友銀行のローン契約機でも行うことができます。また逆に、三井住友銀行のカードローンもプロミスのローン契約機で申込みが行えます。

プロミスの振込みキャッシングは、グループである三井住友銀行またはジャパンネット銀行に口座を持っていれば、24時間最短10秒(瞬フリ)で可能です。このようにプロミスと三井住友銀行は、SMBCグループのメリットを最大限に生かしたサービスを随所で行っています。

プロミスのカードローンと三井住友銀行カードローンの違い

2つの大きな違いとしては、プロミスのカードローンは消費者金融(賃貸業)のため総量規制の対象になることです。一方、三井住友銀行のカードローンは銀行系のため、総量規制の対象外となります。ちなみに、総量規制とは原則として個人の借入総額が年収の3分の1となる制度です。
プロミスのフリーキャッシングは、最大500万円まで。一方、三井住友銀行のカードローンは、最大800万円で300万円以内であれば収入証明書が不要です。借入利率は、プロミスが実質年率4.5%~17.8%、三井住友銀行が4.0%~14.5%。数字だけ見ると、三井住友銀行の方が有利ですが、それだけに審査は銀行系の方が厳しいといえます。

プロミスのキャッシングは、主婦や学生でもパートやアルバイトによる安定した収入があれば申込み可能です。その点、プロミスのカードローンの方が対象も広く、お金を借りやすいといえるかもしれません。

銀行にはないプロミス独自の商品ラインナップ

銀行のカードローンは、フリーローンなので使い道は原則自由です。ただし事業性資金に利用することはできません。一方、プロミスにはフリーキャッシングのほかに、「レディースキャッシング」や「おまとめローン」「自営者カードローン」「目的ローン」など、商品のラインナップが充実しています。
自営者カードローンは、生計費のほか、一般的なフリーローンやキャッシングでは利用できない事業費としても利用することができ、自営業者には強い味方となってくれる商品といえるでしょう。

まとめ

・消費者金融プロミスから、三井住友ファイナンシャルグループの中核企業へ
・三井住友銀行グループのメリットを生かして、最大限のサービスを展開
・フリーキャッシングのほか、銀行系とは異なる独自の商品ラインナップが充実

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