三井住友銀行でお金を借りる方法は？　カードローンの借入れ条件などについて解説

三井住友銀行でお金を借りるには、「三井住友銀行カードローン」を利用するか、「三井住友VISAカードを作ってキャッシング枠を設定する」の2つの方法があります。借入れの条件はそれぞれ異なります。ここでは、三井住友銀行カードローンとVISAカードの概要について解説します。

金利が低く、まとまった金額が借りられるカードローン

銀行のカードローンのメリットは消費者金融と比べて利率（金利）が低いことや、貸金業法の総量規制の対象外のため、年収の3分の1以上の借入れが可能だということです。「三井住友銀行カードローン」は4.0%～14.5%（年率）の低金利で、最高800万円まで借入れることができます。
●三井住友銀行カードローンの概要
○申込条件
・満20歳～満69歳
・原則、安定した収入のある人
・三井住友銀行指定の保証会社の保証を受けられる人。担保や保証人は不要
○借入利率
・4.0%～14.5%（年率）
・年率は契約限度額によって異なります。例えば、100万円以下は12.0%～14.5%、100万円超200万円以下は10.0%～12.0%、200万円超300万円以下は8.0%～10.0%です。
○契約限度額
・800万円（10万円単位で選択）
○返済方式
・残高スライド元利定額方式
・毎月の返済は返済時点での借入残高によって、約定返済金額が設定されます。例えば、借入残高が10万円以下の場合は2000円、50万円超60万円以下の場合は1万1000円です。
○利息の計算方法
利息＝借入残高×年率÷365日×借入日数
※三井住友銀行カードローンの詳細は、公式HP（http://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/）をご参照

即日審査やWeb完結などのサービスも充実

銀行ローンは審査に通るまでに時間がかかるというイメージがありますが、三井住友銀行カードローンでは最短30分で審査可能です。早めに申し込んでローン契約機で契約手続きをすれば、その日のうちにカードを作ることもできます。また、三井住友銀行の口座を持っていれば、契約までの手続きをWeb完結することもできます。借入れや返済も三井住友銀行のATMだけでなく、提携金融機関やコンビニのATMも利用できるなど、サービスも充実しています。

クレジットカードを作り、キャッシングを利用する

三井住友銀行ではVISAカードを発行していますので、クレジットカードを作ってキャッシング枠を設定することができます。クレジットカードのキャッシングは総量規制の対象となりますので、借入限度額は年収の3分の1以内になります。利率はクレジットカードの種類によって15.0%または18.0%と、銀行カードローンより高めになっています。
●三井住友銀行VISAカード　キャッシングリボの概要
○申込条件
・満18歳以上（高校生は除く）
○借入利率
・三井住友プラチナカード、ゴールドカード、プライムゴールドカード会員　15.0%（実質年率）
・上記以外のカード会員　18.0%（実質年率）
○利用枠
・5万円～50万円（1万円単位で利用）、学生の場合は5万円まで
○返済方式
・原則、元利定額返済方式
・毎月一定額を支払います。返済額は申込み当初は1万円、利用残高が20万円を超えたら2万円になります。
○担保や保証人は不要
※ 三井住友VISAカードの詳細は公式HP（http://www.smbc-card.com/index.jsp）及びキャッシング（http://www.smbc-card.com/nyukai/pop/cash_riyou.jsp）のページをご参照

海外旅行に便利なキャッシュサービスや学生向けカードもある

三井住友銀行VISAカードのサービスのひとつに「海外キャッシュサービス」があります。これは海外の主要空港や駅などに設置されているATMから現地通貨を借入れできるサービスで、両替の手間を省くことができます。利用枠は5万円～50万円、実質年率は18.0%です。返済は原則、借入後19日～56日に元利一括返済します。
また、学生向けや学生専用のカードとして「三井住友VISAクラシックカード（学生）」などもあります。キャッシング枠は学生の場合は5万円が上限となっています。高校生を除く18歳以上の学生が利用できますが、未成年の場合は親権者の同意が必要です。