TOPキャッシングについて知ろう!消費者金融からの借入れで、金利から利息を計算する方法は? 利息を減らす方法などを解説!

消費者金融からの借入れで、金利から利息を計算する方法は? 利息を減らす方法などを解説!

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消費者金融のキャッシングを利用する場合、返済で困らないために事前に返済計画を立てることが大切です。その際、金利から利息を計算する方法を知っておくと、返済計画が立てやすくなります。ここでは、利息の計算方法と利息を抑える返済計画の立て方について紹介します。

 金利と利率は同じもの、では、実質年率とは?

キャッシングの情報を見比べていると、金融機関によって「金利」と表示してあったり、「利率」と表示してある場合があります。「どこが違うの?」と思うこともありますが、意味は同じです。
消費者金融では利率(金利)を「実質年率」と表示してあります。元金だけにかかる場合は「年利(年率)」といいますが、実質年率は契約時の手数料や保証料などの諸費用を利息に含んで計算したものです。貸金業法では、消費者金融が貸付けを行うときは実質年率で表示するよう決められています。 

金利から利息を計算する方法

利率(金利)から利息を計算する方法は、おおむね以下の日割り計算方式を用います。
●利息=借入金額(借入残高)×借入利率÷365日(※1)×利用日数 
例えば、10万円を実質年率18%で30日借りた場合の利息は、
1479円=10万円×0.18÷365日×30日
となり、1ヶ月後に一括返済する場合は、元金10万円と合わせた10万1479円が返済額となります。 
一括返済ではなく毎月1万円ずつ返済していくとすると、1万円-1479円=8521円が元金返済に充てられるため
借入残高は9万1479円となり、2ヶ月目の利息は
1353円=9万1479円×0.18÷365日×30日(※2)
となります。1ヶ月目より利息が減り、元金返済に充てられる額が増えます。これを繰り返して元金がゼロになった時点で返済終了(完済)となります。
※1うるう年は366日で算出
※2計算の便宜上、1ヶ月の日数を30日として算出

総利息は返済期間と返済額で大きく変わる

「完済までの利息をなるべく減らしたい」という場合は、返済期間と毎月の返済額に注目しましょう。返済期間を短くしたり、返済額を増やしたりすることで総利息を抑えることができます。その一例をプロミス フリーキャッシングで見てみましょう。
・条件/実質年率17.8%、残高スライド元利定額返済方式、借入額30万円、完済まで追加借入れはしない
消費者金融のキャッシングでは、借入額によって最低返済額が決められている場合がほとんどです。プロミスで30万円を借りた場合の最低返済額は、1万1000円です。 
毎月、最低返済額の1万1000円ずつ返済していくと、返済期間は36ヶ月、総利息は8万7289円となります。
これを返済期間を24ヶ月に短縮した場合と、返済額を2万円に増やした場合とで比較してみます。
                返済額       返済期間      総利息
・最低返済額で返済した場合   1万1000円    36ヶ月       8万7289円
・返済期間を24ヶ月に変更     1万4948円             24ヶ月       5万8746円
・返済額を2万円に変更     2万円       18ヶ月       4万1844円
 最低返済額だと完済まで36ヶ月かかる期間を24ヶ月に短縮することで、総利息を2万8543円減らすことができ、1万1000円の最低返済額を2万円に増やすことで、総利息を4万5445円減らすことができます。

返済計画はできるだけ利息を減らす方法を検討しよう

キャッシングを賢く利用するには金利から利息を計算して、できるだけ利息を抑えることができる返済計画を立てることが大切です。毎月の収支から、いくらなら無理なく返していけるかを検討し、そこから返済額や返済期間を決めましょう。最低返済額は「毎月少なくともこの金額を返済してください」というものであって、ほとんどのキャッシングでは最低返済額以上の金額でも返済できるようになっています。毎月同じ返済額でなくても、余裕のあるときに多めに返済することもできます。
また、消費者金融のホームページでは、借入額によって返済額や返済期間を簡易計算する「返済シミュレーション」機能を利用できる場合が多いので、返済計画の参考にしてみてください。

まとめ

・利息は「借入金額(借入残高)×借入利率÷365日(※1)×利用日数」で算出
・消費者金融の利率は「実質年率」で表示することが決められている
・返済額を最低返済額より増やすことで総利息を減らすことができる
・返済期間を短く設定することで総利息を減らすことができる

 

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