東京・大手町から銀座の新名所・歌舞伎座タワーへ移転、プロミス本社について解説!
プロミスの正式社名は、SMBCコンシューマーファイナンスといい、本社は歌舞伎座タワーにあります。SMBCコンシューマーファイナンスとはどんな会社なのか。ここでは、プロミス本社について解説します。
三井住友銀行グループとして幅広い金融事業を展開
プロミスは、三井住友ファイナンシャルグループ(SMFG)の一員として、2012年4月、プロミス株式会社から「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」へと社名を変更しました。コンシューマーファイナンスとは、日本語に直せば「消費者金融」のこと。この社名は、個人を対象とした「消費者金融システム」を開発し、消費者金融のパイオニアとして、サービスの開発や提供に取り組み続けているという自負に基づいています。
グループ会社には、消費者金融の株式会社モビットや債権管理回収業のアビリオ債権回収株式会社があり、金融事業(直接融資)をはじめ、保証事業、海外事業、債権管理事業など、幅広いサービス事業を展開しています。
大手町から銀座へ移転し、さらなる経営基盤の強化へ
SMBCコンシューマーファイナンスの本社は、2011年3月、東京・大手町にある本社ビルを三井不動産株式会社および三井物産株式会社へ譲渡し、2013年9月、東京・銀座にある「歌舞伎座タワー」の22階~29階へと移転しました。本社ビルの売却と年間貸借料の削減により、さらなる経営基盤の強化へと繋げています。
歌舞伎座の背後に建つ白亜のオフィスビルは、伝統美を基調に最先端のオフィス空間を実現した高層タワーとして、2020年にオリンピックを迎える東京の新名所の一つにも数えられています。
環境保全にも積極参加
三井住友ファイナンシャルグループの一員として高い環境意識を持ち、地球環境保全にも取り組んでいます。例えば、お客さまの利便性向上を図るとともに、紙資源の消費抑制のため、書面の電子化を推進したり、店舗の新規出店時や改装時には、LED証明を導入するなど、省電力化を図っています。
2009年からは、環境省の地球温暖化防止の呼び掛け「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に参加。 「夏至ライトダウン(夏至の日)」と「クールアース・デーライトダウン(七夕の日)」には大型看板を消灯したり、 ノー残業デーなどを推進しています。2016年1月には、環境マネジメントシステム(EMS)を推進し、国際規格であるISO14001の認証(対象:本社)を取得しました。
銀行やコンビニエンスストアのATMと提携し全国へ展開
プロミスの事業展開の要といえるのは、与信のノウハウです。1983年8月、業界に先駆けて「自動与信システム」を導入。創業以来蓄積してきた顧客の属性や取引データをもとに、 審査時に得た顧客の情報や信用情報機関から得た情報によって与信額を自動で設定し、スピーディかつ正確な与信決定を行っています。
これらの自動与信システムは随時見直しを行い、契約時の審査だけでなく、契約後も定期的に信用情報機関への照会を行い、変化していく顧客の状況を把握しながら、無理なく取引できるようにレベルアップを進めています。
また、三井住友フィナンシャルグループの一員として、三井住友銀行との協働でチャネルネットワークの連携を強化。 2016年3月末、プロミスまたは三井住友銀行で申込み可能なローン契約機を、三井住友銀行の店舗で715台、プロミスの店舗で784 台設置しています。全国の店舗数は、1,069店。うち有人のお客様サービスプラザは18、無人の自動契約機店舗は1,051となっています。
自動契約機は1,102台、自社ATMは1,088台。さらにグループ以外の銀行(提携CD・ATM76,777台)やコンビニエンスストア(25,233台)のATMと連携するなど、全国展開を図っています。
まとめ
・消費者金融のパイオニアとして幅広い事業を展開
・本社を歌舞伎座タワーに移し経営基盤を強化
・EMSを推進し、環境保全にも積極的に参加
・銀行やコンビニエンスストアのATMと連携し、全国展開へ